『蚊取り線香入れのブタさん』かわいいものあつめ
はい、毎度デザインするものと本人のキャラのギャップが激しいことに定評のある今村です。
『かわいい』をテーマにデザインを制作しているわたしが、『かわいいな〜』と感じたもの・こと・ひと等を、どんどん集めて書き溜めていこうという企画、かわいいものあつめ。
早速本日のかわいいもの、いってみまーす!
『蚊取り線香入れのブタさん』
昔からある、陶器の蚊取り線香入れのブタさんです。
独特の丸みと、足の短さがたまらなく好きです。大きな口もかわいい。
基本的に『丸っぽいコロコロした短足のもの』にかわいさを感じるタチなので、このブタさんはストライクです♪
なんで蚊取り線香入れってブタなの??と思って調べてみたのですが。
意外と情報がないんですよねえ・・・。仮説が2つほどある、らしいです。
1.土管の形だったものが蚊取り豚に変化した
昭和20年代、愛知県の養豚業者が育てている豚に蚊が止まるのに手を焼いて、土管に蚊取り線香を入れて使いはじめました。 土管だと煙が広がりやすいので少しずつ口を狭めていくうちに豚の形に似てきたため、常滑焼のお土産として作ったところ人気が出て広まったという説。
2.江戸時代に一升瓶や徳利を使っていたのが蚊取り豚に変化した
もともと一升瓶や徳利の底を抜いて、蚊に効く杉の葉をいぶすために使っていたのが、豚の形に似ていたため蚊取り線香入れとして作ったという説。
現在の蚊取り線香入れの後ろ部分がすぱっと切られたような形になっていることから納得できそうな説、ですね。
どちらにせよ、当時の人たちの茶目っ気の結果なのかな。
あまり使いどころのない豆知識でした。
では、次回のかわいいものあつめで会いましょう!