自分で作ったホームページの効果が出ない!その原因と解決策
便利なWebサービスで誰でも手軽にホームページを作れるようになった昨今。
本当に便利ですよね!
わたしも目にしたツールは一通り触ってみるようにしていますので、その手軽さに驚かされている日々です…。
しかし!
便利なツールでご自身でホームページを作ったものの、その後困っている方からのご相談が増えています。
ご相談内容としては
- 「自分で作ったサイトに全然アクセスが集まらない」
- 「問合せが全然来ない」
- 「作ったのはいいけれど、更新がすごく面倒」
といった内容が多くなっていると見受けられます。
「作った後」のことは、やってみないとわからないですもんね。
そこで!今回はこれまでWeb制作+運営サポートをしてきたわたし視点で
「なぜ効果が出ないのか?」
「どう対処したらいいのか?」
を解説してみたいと思います!
お付き合いくださいませ。
自分で作成したホームページが効果を発揮しない理由
あまり一般の方には認識されていないのですが。
ホームページは「作ればお客様が勝手に集まってくる魔法のツール」ではありません・・・。
効果が出ない原因となりやすい3つのポイントをご紹介します!
1.デザインの問題
ホームページのデザインは、見てくれた人が使いやすく感じるかどうかに影響します。
この「使いやすいか」がとっても大事。
ホームページは「眺めるもの」ではなくて「使うもの」なんです。
そのページから欲しい情報を見つける、欲しい商品を買う、といった「使い道」がある道具なんですね。
ですので「使いにくいなあ」と感じるデザインだと、そのページからさっさと離れてしまう原因になってしまいます。
そして見た目の方面から言えば、デザインはそのサービスや商品のブランドを表現する、とっても大事な要素です。
例えばシンプルで美しい服のブランドサイトが、ごちゃごちゃと散らかったおもちゃ箱のようなデザインでは違和感しかないですよね。
ブランドイメージに合わないデザインは、お客様になって欲しい人の心が離れてしまう可能性があります。
ホームページを作ったご本人の趣味を詰め込んでしまい、世界観が迷走してしまうのはよくあるエラーだったりします。
2.コンテンツ(掲載内容)の問題
コンテンツ(掲載している文章や画像など)は訪問者があなたのホームページに来る、主な理由ですね。
しかし、質の低いコンテンツや関連性の低いコンテンツは、訪問者が離れる原因になります。
インテリアのサイトだと思ってアクセスしたのに、いざページを見ると「店長のボヤキ」みたいなブログばかり掲載されていても困りますよね…。
いや、店長さんのランチとか今は知りたくないから!といったエラーです。
そしてもう1点。SEOってご存知でしょうか。
とっても簡単に説明すると、Googleさんにホームページをきちんと評価してもらうための施策です。
SEOは特殊なテクニックではなく、割と泥臭いもの。
基本を押さえて、適切に作っているか?というポイントが非常に大事だったりします。
そしてこのSEOが不十分なコンテンツだった場合、きちんと評価してもらえず、検索エンジンのランキングに影響が出ます。
全然アクセスが集まらない!という原因の一つとして、かなり大きなポイントですね。
3.技術的な問題
これは製作者ではないみなさまがご存知でないのは、仕方のない面です…。
例えば
- スマートフォンでボタンが押せない!
- パソコンで見たら画像が汚くてひどい
- iPhoneで見たらメニューがずっと開いていてコンテンツが読めない
- 読み込みが遅すぎて全然表示されない
- バージョンアップしたとかで表示がおかしくなった
などなど。
このように「見にくい」「使いにくい」ページを見ているお客様側としては、「このサイトはダメだな」と判断してしまう可能性があります。
ですが、このようなエラーが発生していてもどこを修正したらいのかわかりませんよね…。
便利なホームページ作成ツールはたくさんありますが、このような技術面のトラブルに無料対応してくれるサービスはあまり聞きません…。
自分で作成したホームページの効果を上げる解決策
さてさて。
ここからは「じゃあどうしたらいいの?」という解決策をご提案してきます。
あくまで一例ですが、参考にしていただければ幸いです。
1.デザインを改善してみる
先ほどもご説明した通り、ホームページは「使いやすいデザイン」が大事。
その上で、ブランドイメージやオリジナリティを出しましょう!
使いやすいデザインを作るためには、まずは情報を簡単に見つけられるようにすることがポイント。
そしてブランドイメージに合ったデザインを作るためには、色、フォント、画像などの要素を統一して整えるのがおすすめです。
【チェックしたいポイントの一例】
- 情報がきちんと整理されているか
- リンクがちゃんと「リンクだな」とわかりやすくなっているか
- ボタンが押しにくくなっていないか
- 「自分が好きな見た目」を詰め込んでいないか
「自分が好きだと感じている見た目の装飾」が、果たして本当にお客様に伝えたいイメージなのか?というチェックは必須だと考えています。
自分のためのホームページではなく、サービスや商品の広告だと割り切って考えてみるといいかもしれませんね!
2.コンテンツを改善してみる
デザインと重複しますが、まずは情報の整理をしましょう。
よくあるパターンとして「良かれと思って長文を掲載している」ホームページが多々あります。
専門職の方に多いのですが、お客様に情報を届けたくて全てを掲載してしまっているのですよね…。
これは多くの場合、マイナスに働いていたりします。
長文を読むのはとてもストレスになるため、まず読まれません。
そして「結局、何?」と思われてしまい、成約に繋がらない可能性があります。
大切なのは、情報の強弱。
最優先で掲載するべきものと、ページを分けたり削除するものを整理してみてください。
あなたのホームページに来てくれた人が解決したい問題は何かな?と考えて、コンテンツを見直してみるのがおすすめです。
そして一歩進んでSEOを考える場合。
まずは見出しを適切に使っているかどうかチェックしてみてください。
そして見出しや本文に、検索でヒットしてほしいキーワードが使われているかもチェックですね。
SEOはもっと押さえるべきポイントがたくさんありますが、まずここからチェックしてみてくださいね!
3.技術的な問題を改善してみる
技術面に関しては、コードを触るのが得意な方であればおすすめです。
トラブルの内容を確認して、修正しましょう。
そしてGoogle Chromeなら「Lighthouse」という機能がとっても便利。
「このサイトはここを改善してくださいね」と丁寧に教えてくれるので、中身をブラッシュアップできますね!
ですが、もしあなたが「コードとか言われても無理!」という場合。
もうそれはプロに任せましょう!
ホームページを作成したツールにサポートがある場合、問い合わせをしてみてください。
無ければ、Web製作者やエンジニアさんに相談しましょう。
技術的な面は、やはり専門知識が必須です。
割り切ってプロに任せるのも、コスパを考えると大事になってきます。
自作したホームページが効果ない?!と感じたら、プロに相談するのがおすすめ
ここまで自作したホームページの効果が出ない理由、そしてその改善方法のおすすめをお伝えしてきました。
とはいえ、結局何から見直したらいいんだ!という方もいらっしゃるでしょう…。
せっかくお金をかけずに自分で作ったのに、いまさら誰かに頼るもの…とお悩みかもしれません。
ですがそれに頭を悩ませて、肝心のあなたのビジネスの時間を削ってしまっては本末転倒!
「効果がないなあ」と感じた場合、プロのWeb制作者(制作会社)に任せるのがおすすめです。
修正しつつ使っていく、いっそ作り直したほうが効果的などなど、適切なアドバイスが聞けるでしょう。
もし相談できる相手がいない!という場合、ぜひお気軽にお問い合わせください。
あなたのお手伝いができるかもしれません。
ホームページ問題をスッキリさせて、あなたのビジネスに集中しちゃいましょう!
ここまでお付き合い、ありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう!