デザイナーがShifterで失敗しまくったけど解決できた話
テクニカルな事はよくわかんない、そんなデザイナーでもShifterに乗り換えできるよ〜という話でもあります。
すっかり冷え込んでしまい、せっかく時間が作れるようになったのに今年もツーリング納めかあ・・・と完全に寒さに負けている年末ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
寒いですね、本当に( ꒪⌓꒪)お酒が美味しい。
そしてそして、今回のブログは『Shifter Advent Calendar 2019』の19日目の記事となります。
テクニカルなお話ではございません。できません。年末差し迫ってるし頭使わずにちょっとした箸休め的な感じで読み流していただければ幸いです。はい。
失敗談に事欠かない、予備知識ゼロから試したShifter。
WordPressの管理に疲れたら、なんかShifterが良いらしい!という程度の知識しかなかったShifterに引っ越したのは、当初ほぼノリと勢いでした。
ちょっと飲みに行く?ぐらいの軽い感じで神戸のミートアップに参加した結果、便利さと表示の速さに惚れて、結局当サイトもしれっとShifterに引っ越しました( ̄▽ ̄)ウフフ
(入門の詳細はその時に書いたブログにて→『WordPressからShifterにお引っ越しした話』)
が。やはり知識不足でうまくいかない事が多々発生。
ガイドをよく読めよ!!とツッコミを入れられたら終わってしまうのですが、散々サポートにHelp!!!!と叫んできた、いろいろと弱いデザイナーが失敗してきたポイントを恥ずかしげもなく羅列しようと思います。
大前提。サポートは活用すべし
めっちゃレスポンス早い。親切。日本語OK!(←ここ重要)
Shifterの管理画面右下の、チャットからポチッとクリックでお問合せ可能。
こんな症状で〜と問い合わせると、素早く回答がきます。そしてShifterを開いていない時・気がつかない間に返信が来ていた時は、メールも来ます。おかげで出先でも確認できてめっちゃありがたい。
サポートが頼りやすい、という点が本当にお勧めなポイントです。
サポートへの問い合わせは英語でしないといけないのかな・・・とハードル高めに見えますが。日本語OKですよ!ご安心を!めっちゃ安心しましたよ!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
状況に応じてサイトのIDなどなどを伝えると、裏側でどうなってるかの確認もしてもらえるので超安心。
そしてこのフィードバックでどんどんサービス内容が改善されていくとのことなので、今後ますます初心者にも優しくなっていくことをとっても願っております。
ケース1。そもそも登録サイトにアクセスできない!
あまり発生するケースでないと思われますが、こんなこともあるよ〜ということで。
Shifterの管理画面にて、最初に登録サイトの情報がサムネイルで並んでいて そこから登録サイトの設定画面に入ることでWordPressを動かしたり設定を変更したりしますよね。
その登録サイトのサムネイルが並んでいる画面から、さわりたいサイトをクリックしてもうんとも寸とも言わない状況に。
ブラウザのキャッシュをクリアにしたり、ブラウザを変更してログインしても同じ症状。
有料プランの登録をした直後だったのもあり、何か変な事やらかしてしまったのか・・・と悩みました。
A.裏側の問題。データベースのトラブルだったらしい。
サポートチャットで現状説明をしてサイト情報を伝えてものの5分程度ですぐに解決してくれました。早い。
滅多に無い状況ですが、こんなケースは中の人しかわからないよ!の最大の件だと思います。問い合わせして良かった・・・・( ´ ▽ ` )
ケース2。Shifterあるある!独自ドメインの登録トラブル。その1-ドメイン認証
『独自ドメインはハマりやすい』という噂は本当でした・・・・。公式のドメイン登録に関するガイドページ(→こちら。)を見ながらトライ。
『Route53とムームードメインの場合は独自ドメイン登録可』ということだったので早速ムームードメインで管理しているドメインで進めたものの、一向にドメイン認証がされませんでした(・ω・`)設定を上記記事で確認して、数日待ってみたりしたものの変化なし。キャッシュのクリア・ブラウザ変更して確認しても変化無し。
では試しに!ということでRoute53で管理している別サイトのドメインで同様に登録したものの こちらも認証しませんでした。
A.キャッシュのせい??かもしれない。
これも同じくサポートに問い合わせたんですが、回答は『すでに認証されてますよー』でした。あれ〜?本当だ。さっきまで管理画面に変化なかったのにVerifiedしてる・・・・。
何か入力が間違っていたのかどうか原因はハッキリしませんでしたが、無事にRoute53のドメインが登録完了。ここから『キャッシュをクリアにして確認する癖をつけよう』と誓いました。
ケース3。Shifterあるある!独自ドメインの登録トラブル。その2-wwwなしドメイン
wwwなしドメインの登録ができない!
お手軽簡単なレンタルサーバーしか触った事がないとこの辺りの意識が低いんですよ・・・。www有り無し一緒に出来るものじゃなかったのか!!というレベルです(´・_・`)
A.ALIASレコードの設定
これもサポートに問い合わせ。結局ALIASレコードの設定をしていなかったためにwww無しの登録ができていませんでした。というかこの設定が必要な事を理解しておりませんでした・・・モウシワケゴザイマセン
Route53のドメインのALIASレコードの設定に必要なコードの説明もきちんとサポートページにありました・・・こちら。
ドメイン登録が簡略化される、らしい?!
この記事を書いている時点(2019/12/19)ではまだ変更されていませんが、近日中にこのドメイン登録のプロセスが変更されるとミートアップでさらっと公表されていました。
どのようなプロセスになるのか、乞うご期待!・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ケース4。WordPressが壊れた!!
WordPress 5.2からの機能でサイトエラーが発生するとメールが届くようになりました。そして『BackWPupのプラグインが原因でエラーを起こしているよ』というエラーメールが!
そもそもBackWPupは動かしていなかったんですが、サイトから削除していなかったんです・・・。おそらくはそれが原因だろうなあと。
そして久しぶりにShifterでWordPressを立ち上げると、白い画面と『致命的なエラーが発生しました』のメッセージが( ꒪⌓꒪)
で、プラグインを削除しようとアクセスしたらエラー表示でログインできず。
あれ、FTPからできへんしその場合どうするの??
A.セーフモードでWordPressを起動してログイン可能
プラグインやテーマを無効(テーマはデフォルト)にしてWordPressにログインできる便利な機能!
すでにShifter Advent Calendar 2019の3日目に書かれていますね。『ShifterのSafe ModeがWordPressのデバッグに便利だという話』
使わないプラグインは原則消す。引っ越しの時に大丈夫だったからと言って無問題ではない
これ、めっちゃ大事ですね。気をつけます。
『Shifterは管理がラク = 必要ないものを放置しておいても大丈夫ではない』と。
ちなみにShifterのメリットは、こういったエラーが出てサイトが表示できない状況になっていても ひとまず公開されている静的サイトデータには問題ないのでサイトが表示されない時間が無い!という点ですね!
ケース5。Generateできない!まずはテーマエラー
テーマや記事をちょっと手直ししてさあGenerate♪とクリックしたものの、Initializeが終わってから進まない・・・。念の為と思って1時間放置するものの(通常は10分程度で完了します)、変わらず。キャンセルはできました。
数回続けて同じ症状だったため、流石におかしいなという事でまたもや問い合わせ。
A.最終的にはテーマとプラグイン両方のエラーだった
結論としては両方だったのですが、自分の検証作業が遅かったのもあるので 判明するまでにサポートとやりとりして1週間ほどかかったかと。
『テーマにエラーが出てるのでそれのせいかも!』とサポートから教えてもらう→ダッシュボードからテーマ修正→まだGenerateできず。
引っ越しの時も特にカスタマイズせず、昔に自分で組んだオレオレテーマだったこともあり 他も問題あるような気がする・・・( ꒪⌓꒪)
そしてここから下のケース6に繋がります。
ケース6。テーマファイルの追加や削除ができない!
A.Githubで連携する仕組みは存在する。が、まだ(自分が)対応できてない
今までWordPressはレンタルサーバーに入れてFTPで操作するようなやり方で触ってきたため、テーマが何かエラー出してる!という時にお手軽にFTP接続で修正していた作業をどうやってしたら良いのかわからない・・・。今までやってきたwp-config.phpでデバックモードにすることもできない・・・。
WordPressのダッシュボードからPHPファイルの編集はできますが、明らかに不要なファイルを削除したいとか 追加したいとかそういう作業は毎回All-in-One WP Migrationのプラグインで全体をバックアップ→仮環境で作業してまたごそっとバックアップして入れ込む という作業が必要に。
で、これを解消するためにGithubと連携する「Shifter Github Plugin/Theme Installer プラグイン」が存在します!(→こちら)
先日のミートアップでもこのプラグインのハンズオンがあったんですが、このトラブルの時点でまだ連携しておりませんでした・・・。
普段Githubをバックアップ記録程度の方法でしか利用していないため、ちょっとハードルが高く感じるんですよね・・・。
ひとまず今回はテーマをダウンロードして、レンタルサーバーの仮環境で検証。この自作テーマ、古くて本当にめちゃくちゃでした・・・・( ;∀;)
昔の自分の所業を目の当たりにして申し訳ございません状態。
デバックモードで確認しつつおかしい内容を修正、その他もちょいとテーマを改善。もう新しいテーマとしてShifterでテーマをアップロードしました。
ケース7。それでもGenerateできない! プラグインもエラー
A.古すぎて更新されていないプラグインを使ってた
更新はしてるし、テーマもエラーの無いものにしたし、何が干渉してるのかわからない!!!とここでまた頓挫してしまいましたが。
引き続き調べてくださっていたサポートから『古いプラグインもエラー吐いてるのを発見したのでストップしてくださいね〜』と連絡が!
このプラグイン、なんでこれ入れてたんやろ・・・?と言いたくなるプラグインだったんですが、Shifterに引っ越ししてから今まできちんと動いてたんですよねえ・・・でも流石にエラーだったようで。動作してたからうっかり見逃してたようです(・ω・`)
指摘のあったプラグインを差し替えてみて早速Generate。できました!!!!感動!!
奇しくもこの日はShifterのミートアップの日だったりしました。お酒美味しかった!
PHPとかよくわかってないデザイナーでもShifterで運営できるよ!
でも『管理が楽=何もしなくて良い』ではない。
Generateできない=Shifterの特別な事情ではない、という点をめちゃくちゃ学びました。(ShifterでアナウンスされてるShifter利用できないプラグインは除く)
そもそもWordPressは中身がどんどんと更新されて進化していきます。テーマやプラグインが昔のままで良いはずがない、のですがその点を『サイトが動いてるから気がつかなかった』だけでした( ;∀;)
ShifterはWordPressを起動する際にコアの部分はアップデートされます。ということは、その時点で古いテーマや古くて更新されていないプラグインがエラーを吐き出してもおかしくないんですよね・・・・。
『Shifterを使うこと』を目的にしてしまってこの辺りの意識の薄さが今回の結果を招いたのかなという自業自得な結果となりました。
引っ越し作業をする前に必ず現状の互換性チェックを。久しぶりにログインする時もぜひチェック。
テーマファイルがおかしかったサイトですが、引っ越しをする前のチェックを怠っていたのがテーマとプラグインエラーの原因でした。
現に、きちんとチェックしてからShifterに引っ越したサイトは幸いにもエラーが出ていません・・・・。
PHP Compatibility CheckerでテーマとプラグインがPHPの最新で動くのか検証して、問題のあるプラグインがあれば削除か変更。テーマも同様に。
Shifterだから必要なこと、ではないんですが 再確認。
そもそもWordPressを適正な状態にしていれば、運営に問題はない!
これを肝に銘じていけば、Shifterでの運営面ではとってもとっても快適です。FTPから作業すればいいか〜という先入観もなくした方が良いかな。
サイトが壊れた!!となってもきれいに直してからGenerateしてしれっとデプロイすれば対外的にはトラブルが起きてたことすら気がつかせない!
静的サイトに変換してくれてるので乗っ取りの心配もないし、表示もめっちゃ早い究極の高速化。
テーマ編集だとかはすでに手段を提供されているし、セーフモードもあるし、最近Basic認証機能も追加されたし、めっちゃ便利です。
何かテクニカルな印象があるためにちょっと試すのにハードルが高そうに見えるこのShifter。こんな基礎基本で失敗をしていても人並みに運営できております。
Shifter、怖くないよ!!
名前は聞いたことあるけど、なんか難しそう・・・という声を聞いたことが有りますが。
オンラインではサポートへ、リアルならミートアップへ参加してみて相談してみるという手段が有ります。
ちょいちょい難しい話も出てくるミートアップですが、聞いていて損はないっす。自分が使うかどうかはともかく( ̄▽ ̄)
2020年はもうちょっとShifterを活用していきたいと考えています。
ではでは、みなさま最後までありがとうございました!